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日本システムデザイン学会についてABOUT

会長の言葉

 モノやコト、事象や現象など世の中に在るものすべてについて、私たちは、システムとして認識することができます。

 たとえば、自然界の山や川、鉱物・資源・植物・生物そして人間(組織)などをシステムとしてとらえることができます。また、山や川が起こす事象・現象、および生物・人間などの行動や振る舞いも、システムとして認識することができます。私たち(人類)は、このようなシステムを認識した上で、システムを利活用して、生活の維持・向上を古代から図って参りました。

 そして私たちは、新たなシステムを人工的に作るようになり、現在では、今まで想像もできなかったようなシステムをも創るようになってまいりました。今後も、さらにシステムの創造活動を高度に進めていくことになると思われます。

 本学会は、人類が営々として育て、開発してきた、システムの利活用および創造を、さらに発展させるべく、システムおよびシステムデザインに関する学術的かつ実務的な研究・開発そして教育を通して、多くの分野で社会に貢献する目的で設立するものでございます。

設立趣旨

 本学会は、システムデザインに関係する学術的かつ実務的な研究・開発そして教育を通して、広く人類に貢献することを目的として設立致しました。 研究成果の発表、システムデザイン技法の開発、内外における関連学会・協会等との交流・情報交換・連携、関連資料の刊行等の活動を通じて、会員相互協力と資質の向上を促進し,学術・文化の発展に寄与することを目的とします。

 あらゆる分野で多くのシステムが構築され、分野を超えたシステムが関連し影響し合う現代において、専門分野に特化した学問・研究だけでは解決できない多くの問題が発生しています。また、これまでの研究の多くがそうであったように、全体の中の一部分の解決・最適化を追求するだけでは、上位システムを含んだ全体最適を進めることはできません。システムには必ず上位のシステムがあり、上位のシステムは下位のシステム(サブシステム)を含んでいます。システム研究では、上位のシステム(上位の目的)を理解したうえで、下位のシステムを研究する必要があります。つまり、「木を見て、森を見ず」にならず「森を見て、木を見る」という研究が必要です。

 また、現代におけるシステムは、ほとんどの場合他のシステムと関係を持ち、分野を超えたシステムが結びつき、巨大なシステムを構成しています(気づかずにこうなっていることも多々あります)。ですから、これからのシステム研究では、他の分野の多様なシステムをも考慮してそのシステムを研究する必要があります。

  日本システムデザイン学会は、「上位のシステムを理解し、上位のシステムの最適化(全体最適化)に有効なシステム研究を進めていく」、そして、「分野を超えた、あるいは新しい分野と結合するシステムデザイン研究を進める」の2つを学会活動の目的として、学術的かつ実務的な研究・開発そして教育を通して、広く人類に貢献したいと考えます。

設立の経緯

 本学会は、1960年代に創設されたワークデザイン協会を母体としています。ワークデザインは、1950年代に機能に依拠したシステム設計法として開発されました。同時期に、IE、VE、TOCなどの機能を中心としてシステムにアプローチする問題解決法、製品設計法の研究・開発が行われ、多くの実務的成果を上げてきました。これらの研究・開発は、設計・生産システムを中心にサービス・システム、社会システムなどの分野に広がり、多くの分野での学術的・実務的研究の成果が求められています。

 2020年2月、ワークデザイン協会のメンバーを中心にして、種々の分野においてシステムを研究している研究者・実務者が集まり、より学術的・実務的にシステム研究を進められる学会として、一般社団法人日本システムデザイン学会を設立いたしました。                

活動方針

 システムに関する研究や開発、教育を通して社会に貢献するために、つぎのような活動を基本方針とします。

  • ○すでに存在しているシステムを分析し、その価値を認識すること
  • ○すでに存在しているシステムに改善・改良を加え、価値を高めること
  • ○まだ存在していない未来のシステムを創り出し、新たな価値を創出すること
  • ○上記に関連する理論・方法論を構築すること

活動内容

 本学会では、学会を構成する学会員それぞれが、学術的・実務的研究を円滑に進めていけるような情報や刺激、環境などを互いに与え合う活動をしていきます。

  • ・研究発表大会
  • ・論文誌・刊行物・書籍の編集・発行
  • ・教育・トレーニング、受託調査・研究の実施
  • ・研究部会の開催
  • ・関連学会との連携、国際交流の実施
  • ・その他上記の目的を達成するための活動

関連団体

 下記学会、協会と連携して、各種活動を行います。

【順不同敬称略】
 ワークデザイン協会、日本VE協会日本TRIZ協会日本企画計画学会、など。

 連携の具体的内容に関しては、今後情報を更新してまいります。ご質問はメールにてお願いいたします。

日本システムデザイン学会事務局

 〒169 東京都新宿区百人町1-20-3 バラードハイム703
 Email: office@sdsj.org